建設業界に興味をもってもらおうと、宮崎工業高校で企業による出前授業が開かれました。

授業は宮崎市のＦ・Ｃグループが行い、宮崎工業高校建築科の2年生約40人が授業に臨みました。

授業では担当者が工事現場で使う機器を説明し、生徒たちは工事用の信号器や電光掲示板、夜間工事で使う照明などを見たり操作したりしました。
このあと、生徒たちはアスファルトの舗装工事に挑戦！学校の傷んだアスファルトを重機ではがし地盤を整え、160℃ほどに保たれた新しいアスファルトを平にひきならす作業を体験しました。

（生徒）
「学校で習いはしたけど、実際に見る機会はなかったです。簡単そうに見えて、意外とトンボの使い方が難しかったです」

（生徒）
「工事がしやすいように機械にいろんな設備とか施されていて、とても（工事が）やりやすい環境になっているんだなと思いました。設計士になりたいんですけど、こういう道もありかなと思いました」

（Ｆ・Ｃグループ総務部　伊藤淳次長）
「若手が特にどんどん減ってきているので建設業についての見聞を広げてもらって、建設業、それに付随する業種にもっともっと興味を持ってもらいたいと思っています」

生徒たちは舗装が終わったアスファルトの感触を確かめていました。
Ｆ・Ｃグループでは「高校生の進路の判断材料にしてほしい」としています。