晩秋彩る“オレンジ色のカーテン” 特産のころ柿づくり最盛期 山梨・甲州市
この時期の風物詩、オレンジ色の風景です。山梨県甲州市で特産のころ柿づくりが最盛期を迎えています。
甲州市の松里地区にある岩波農園です。
荒木キャスター
「軒下には、ずらりと柿が干されていて、まさにオレンジ色のカーテン…この時期ならではの風景です」
11月上旬から始まったころ柿づくりはいまがまさに最盛期です。19日も「甲州百目」の皮むき作業が進められていたほか、軒先のオレンジ色の風景を楽しみに訪れた観光客の姿も見られました。
農園によりますと、今年は猛暑の影響で日に焼けてしまう柿も一部にあったものの、収量は例年並み。天候に恵まれたため例年以上に大きく、甘い柿に仕上がったといいます。
岩波農園 岩波賢治さん
「今年はいい柿ができました。素朴な味わいをみなさんに楽しんでもらいたいと思ってやっています。若い人はころ柿の味を知らない人が多いので、若い人に食べてもらいたい」
ころ柿づくりは来年1月まで続くということです。