「十五夜には必ず団子」中秋の名月…和菓子店にぎわう ススキもプレゼント「季節感じて」 山梨
中秋の名月に欠かせないのが月見団子です。甲府市の和菓子店は17日、団子を買い求める多くの人でにぎわいました。
1921年創業の老舗和菓子店「石坂屋」です。
荒木キャスター
「現在、午前10時すぎです、店頭は月見団子を買い求める多くの人で賑わっています!」
甲府市朝日にある本店では8月末から月見団子の予約が入り始め、今年は約250人分の予約を受け付けました。通常は9時開店ですが、多くの来店客を見据えて17日は7時半から店を開けたということです。
店の人
「6個入りと8個入りならある、ちょっと待ってくださいね。いま工場から出たみたいで、すぐ来ると思います」
当日販売分が一時的に店頭からなくなり、補充に追われる場面も。希望者にはうれしいススキのプレゼントもあって、多くの客がお団子とススキを自宅に持ち帰っていました。
団子を買った人は
「15個入りを買いました。毎年十五夜さんには必ずお団子を買ってススキを飾るんです」「ちょっと曇ってるので…いいお月さんが出るといいなと思います」
店は「団子を食べて季節を感じてほしい」としています。