新型コロナ感染の岸田首相、テレワークで執務に 松野官房長官「臨時代理を置く必要はない」
新型コロナウイルスに感染した岸田総理大臣について、松野官房長官は会見で、22日からテレワークで執務にあたっていることを明らかにしました。
松野官房長官「(岸田総理は)きのうは微熱とせきといった症状が見られましたが、けさの時点では平熱に下がり、少しせきが出る程度になったと聞いています。総理の症状が軽いことから本日から早速そうしたテレワーク環境なども活用し、ほぼ予定どおりに執務にあたっています」
また、松野長官によりますと、岸田総理は、今月27日からチュニジアで開かれる、TICAD(=アフリカ開発会議)は対面では出席できず、オンラインで参加する方向で調整しているということです。
松野長官は今後の待機期間についても「日ごろと同様の業務遂行が可能となるよう対応していく」と述べました。
その上で「総理は官邸に出邸できない状況だが適切に業務を執行できる状態であり、総理の臨時代理を置く必要はないと考えている」と説明しました。