日本の人口 日本人は14年連続減少 外国人は10.7%増加
総務省が今年1月1日現在の日本の人口を発表しました。日本人は14年連続で減った一方で、外国人は1年前より10.7パーセント増えました。
「住民基本台帳」をもとにした総務省の調査によると、日本人の人口は1億2242万3038人で、1年前と比べて、およそ80万人、0.65パーセント減りました。減少幅は過去最大で、少子化に加え、コロナ禍で出産を控える動きが影響したものとみられます。
生まれた人の数から亡くなった人の数を引いた「自然増減数」は、マイナス79万3324人で、去年1年間だけで山梨県とほぼ同じ人口が減ったことになります。
一方、日本に住む外国人の数は299万3839人で、1年前より、およそ29万人、10.7パーセント増えました。増加は3年ぶりで、コロナ禍での留学生や技能実習生への入国制限が緩和された影響とみられます
外国人が増えた割合は高い方から、大分県(30.6%)、長崎県(24.7%)、北海道(24.1%)となっていて、10位までに九州・沖縄ブロックの7県がランクインしています。