海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落した事故を受け海上自衛隊は、同型機の訓練を見合わせていましたが、単独での飛行訓練を3日にも再開する方向で調整していることがわかりました。

事故は先月20日夜、海上自衛隊のSHー60型の哨戒ヘリコプター2機が連携して潜水艦を捜す訓練中に墜落したもので、海上自衛隊は、現在、同型機の訓練を見合わせています。

関係者によりますと、フライトレコーダーの解析などから機器の異常が確認されなかったことから、航空機の点検や搭乗員の安全教育などを徹底した上で、明日にも同型機での訓練を再開する方向で調整しているということです。

今回、再開されるのは、1機単独での飛行訓練のみで、その後は、段階を複数に分けて訓練を再開する見通しで、地元への説明などを経て正式に発表されるとみられます。