自民党総裁選と同じ9月に野党第一党・立憲民主党の代表選挙も行われます。21日午後には枝野前代表が立候補会見を開きます。中継です。

枝野氏は、他の候補者の動き出しが遅い中、真っ先に立候補を表明します。

21日朝も自らに近い議員らと打ち合わせをするなど、着々と準備を進めています。枝野氏は21日午後3時半から国会内で出馬会見を開きます。

関係者によりますと、政策の柱のひとつは経済政策で「人口減少が進む中で一人一人を大事にする経済政策」を打ち出します。また、裏金事件で高まる自民党への不信や不満の受け皿となるよう幅広い野党の結集を目指す考えを強調します。

代表選をめぐっては、中堅・若手の国会議員からの出馬要請を受けた野田元総理大臣が出馬について熟慮しているほか、現職の泉代表が再選を目指して出馬を検討しています。

他にも出馬を模索する動きは出てきていますが、党関係者の1人は「自民党総裁選挙に比べて全く盛り上がっていない」と漏らすなど、埋没することを心配する声もあがっています。

一方の自民党総裁選ですが、立候補の意向を固めた小泉進次郎元環境大臣が21日、自民党本部に姿を見せました。

自民党　小泉進次郎元環境相「今は周辺の報道ですから、1つ1つお答えすることは控えさせていただきます」

小泉議員は連日、自らに近い議員らと会談し支持拡大を図っています。

陣営の議員によると、20人以上の支持はすでに集めているということで、正式な出馬会見の時期を慎重に探っているとみられます。