石破総理、自衛隊の観閲式に出席 “防衛力を抜本的に強化”と強調
石破総理大臣は自衛隊の観閲式に出席し、外交力の強化に加え、防衛力を抜本的に強化すると強調しました。
石破総理「我が国が戦後最も厳しく、複雑な安全保障環境に直面する中、国民の命と暮らしを守り抜くため、外交力と防衛力の両輪をバランスよく強化をしてまいります」
自衛隊の観閲式は、最高指揮官である総理大臣が部隊の状況を確認する式典で、年に一度、陸・海・空の持ち回りで実施されます。
自衛隊の発足70周年を迎える今年は陸上自衛隊で行われ、およそ800人の隊員が参加しました。
隊員や戦車、装甲車などが観閲行進を行ったほか、陸自のUH-2ヘリコプターや空自のF-35戦闘機なども飛行しました。
石破総理は訓示で、自衛官の処遇改善について、総理自らが長となる関係閣僚会議で議論を重ね、早急に実現する考えを改めて示しました。