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首相が年頭所感「期待に応えることが責任」

2010年1月2日 19:02

 2010年の年明けを迎え、鳩山首相は年頭所感を発表した。「政権交代への熱い期待に応えることこそが私の責任だ」などと決意を示している。

 年頭所感で、鳩山首相は「景気回復、雇用の確保、デフレからの脱却こそが国民の喫緊の願いだと思う」として「来年度予算案の早期成立に全力を尽くす」としている。また、自らの偽装献金事件についてあらためて陳謝し、「政権交代への熱い期待に応えることこそが私の責任であると考えている」と国民に理解を求めた。さらに、政権発足から3か月半がたち、「温かい目で見てくれとはもう申し上げません」と述べた上で「共に考え、共に闘い、厳しい批判も頂きたい」と呼びかけている。

 鳩山首相は、4日には年頭記者会見に臨む予定。