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「改革断行の一年に…」安倍首相が年頭所感

2015年1月1日 0:43

 安倍首相は1日、年頭にあたり所感を発表し、「日本の将来を見据えた改革断行の一年にしたい」と新年の抱負を表明した。

 年頭所感ではまず、首相就任からの2年間について「経済の再生をはじめ、東日本大震災からの復興、教育の再生、社会保障改革、外交・安全保障の立て直しなど各般の重要課題に全力であたってまいった」と振り返った。その上で、「さらに大胆に、さらにスピード感を持って、改革を推し進める」と強調した。

 経済政策については「今年も、経済最優先で政権運営にあたり、景気回復の暖かい風を、全国津々浦々にお届けしてまいります」としている。

 また、今年が戦後70年の節目の年であることに触れ、「日本がどういう国を目指し、世界にどのような貢献をしていくのか。私たちが目指す国の姿を、この機会に世界に向けて発信し、新たな国づくりへの力強いスタートを切る」と強調した。さらに「先人たちは高度経済成長を成し遂げた」とした上で、「当時の日本人に出来て、今の日本人に出来ない訳はない」「国民の皆様とともに、日本を、再び、世界の中心で輝く国としていく」と決意を示した。