安全保障関連法案 衆院特別委10日に質疑
後半国会の最大の焦点である安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会は8日、理事懇談会を開き、10日に一般質疑を行うことを決めた。
8日に行われた理事懇談会で自民、公明の与党側は10日と12日に審議を行うことを提案した。これに対し、民主、維新、共産などの野党側は、先週、衆議院の憲法審査会で与党側参考人を含め参考人3人全員が安全保障関連法案について「憲法違反」との認識を示したことに対し、政府の見解をまとめた文書を提出するよう要求した。与党側がこれに応じ、10日に一般質疑を7時間、行うことで合意した。
一方、12日の審議については、野党側が安倍首相も出席する集中審議を要求したが与党側が即答せず引き取り、引き続き、与野党で協議することになった。