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社民党・阿部氏「徳之島案は姑息だ」と批判

2010年4月16日 2:55
社民党・阿部氏「徳之島案は姑息だ」と批判

 「もし首相がそれをお考えであれば、あまりに私は姑息(こそく)な案だと思う。(社民党として合意は)絶対なし。できない」-社民党・阿部政審会長は15日夜、「日テレNEWS24」の討論番組「闘論」に出演し、アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題で、政府が検討している鹿児島・徳之島案について、社民党として初めて反対の立場であることを明言した。

 さらに「もし首相の腹案が徳之島案なら、首相自らが乗り出すべきだ」と述べ、鳩山首相自身が地元住民に説明し、誠意を見せるべきとの考えを示した。

 連立与党の一角から政府が検討している徳之島案に反対する声が上がったことで、鳩山首相はますます窮地に立たされることになる。