辺野古で大規模な反対集会 普天間基地移設
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先としてボーリング調査が始まった名護市辺野古で23日、移設計画に反対する大規模な集会が開かれた。
名護市辺野古のアメリカ軍基地「キャンプ・シュワブ」のゲート前には、県内各地から主催者発表で約3600人の市民が集まり、海の埋め立てに先立つ海底のボーリング調査を国が始めたことに抗議の声を上げた。ゲート前で先月7日から続いている移設反対の抗議行動としては、最も多い参加者数となった。
稲嶺進・名護市長「絶対に(辺野古の海を)守りましょう。絶対に(新基地の)建設を止めましょう」
23日は、海上に設置された台船でのボーリング調査は行われなかったが、警戒する海上保安庁のボートと抗議する市民らが乗る船やカヌーとの間でにらみ合いが続いた。