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政治
2010年6月6日 2:31

仙谷氏は官房長官、枝野氏は幹事長~新首相

仙谷氏は官房長官、枝野氏は幹事長~新首相
(c)NNN

 菅直人新首相は5日夜、記者団に対し、仙谷国家戦略相を首相の女房役の官房長官に、枝野行政刷新相を党の要の幹事長に、民主党の代表選挙に出馬した樽床伸二議員を国対委員長にそれぞれ起用する人事を明らかにした。反小沢の急先鋒(せんぽう)である枝野氏を幹事長に起用することについては、小沢グループからの強い反発もあったが、結局は菅新首相が押し切った形。

 また、仙谷氏が務めていた国家戦略相には菅新首相の側近・荒井聡首相補佐官が内定した。財務相には野田佳彦財務副大臣の昇格が有力で、事業仕分けで脚光を浴びた蓮舫参議院議員を少子化相か行政刷新相のポストで起用する考え。「菅新体制」作りは、7日の党役員人事、8日の組閣に向けて急ピッチで進められている。

 一方、野党・自民党は新政権への批判を強めている。谷垣総裁は5日の講演で、「菅さんになったからといって、これだけの行き詰まりを打破する、解決することが簡単にできると私は思っていません」と述べた。

 また、今月16日までの今国会の会期をめぐっては、連立を組む国民新党と郵政改革法案を成立させることで合意している事から、審議時間を確保するために延長する可能性が強まっている。延長が決まれば、7月11日に予定されていた参議院議員選挙の日程もずれ込むことになる。

 菅新政権の体制は小沢色からの脱却を前面に打ち出した布陣になりそうだが、今後は小沢グループを抱えた党内の融和をどのように図るかが焦点になる。