再仕分け 衛星写真活用した事業などを議論
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事業仕分けの結果が骨抜きにされていないかどうかを検証する再仕分けは17日で3日目。午前中は、衛星写真を利用して水田の米の出来高や品質を確認し、災害による被害状況などを確認するシステムを構築する事業などについて議論された。
この事業については、農水省がこれまでに独自に行った検証でも、本当に衛星写真で米の品質まで見ることができるのかといった議論になり、「抜本的改善」が必要とされていた。
農水省側は「このシステムができれば、農家の戸別所得補償を見定めるのも効率的にできる」と主張したが、結局、こうした衛星写真を活用して作付面積を調べる事業については、来年度の予算計上を見送ることになった。また、衛星写真で災害による損害を評価する事業については、予算要求を半減するようにと判定された。
17日はこのほか、仕分け結果を受けて看板を掛け替えただけではないかと指摘される「男女ワークライフ支援事業」など計27の事業について議論される。