野党、参院予算委で柳田法相と菅首相を追及
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国会を軽視したとも取れる発言をめぐり、柳田稔法相が窮地に立たされている。野党側は、19日午後の参議院予算委員会でも辞任を求めたが、柳田法相は続投に意欲を示した。また、菅直人首相は柳田法相の任命責任について言及しなかった。
公明党・荒木清寛議員「『20年近い間、法務関係は一度も触れたことがない』とまでおっしゃっているわけです。自ら法相に向いていないことを認めたのと同じです。自ら身を引く以外ないわけですが」
柳田法相「検察改革を抜本的にやろうということで始まったばかりですので、このことをはじめとして、今後とも任務に誠実に取り組んでいく所存です」
荒木議員「適材適所どころか、国会議員になって一度も法務関係に触れたことのない人を法相に任命する。首相の任命責任は免れません。どうこれを感じ、どうけじめをつけていくのか」
菅首相「必ずしもその関係の専門的な仕事をしていたかどうかということだけではなく、全体のある意味でのバランスのある判断ができ、また、ほかの政務三役としっかりチームを組んで、そういう中でリーダーシップを発揮していただける人材であると判断して任命しました」