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日米共同統合演習始まる 4万人超が参加

2010年12月3日 17:30
日米共同統合演習始まる 4万人超が参加

 北朝鮮による韓国への砲撃で朝鮮半島情勢が緊迫する中、自衛隊とアメリカ軍による日米共同統合演習が3日から始まった。

 日米共同統合演習は、3日から8日間の日程で、自衛隊基地やアメリカ軍基地をはじめとする日本周辺の海域や空域で行われる。自衛隊員3万4100人にアメリカの海兵隊や空軍など1万400人が参加し、過去最大規模のものとなる。また、米韓合同軍事演習を終えたアメリカの原子力空母「ジョージ・ワシントン」も参加する。

 北沢防衛相「周辺の安全保障環境の変化は、当然、考慮には入るんですけれど、そのことによって特定の国を対象にするということではない」

 今回の演習では、緊迫する東アジア情勢に対応し、弾道ミサイル防衛や離島防衛などを想定した訓練が行われる。また、日米共同統合演習では初めて、韓国軍の幹部もオブザーバーとして参加する予定。