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西岡氏、異例の政権批判「国担う資格なし」

2011年1月7日 1:35
西岡氏、異例の政権批判「国担う資格なし」

 西岡参議院議長が、8日発売の月刊誌「文芸春秋」に「菅・仙谷には国を任せられない」と題する論文を寄せて、極めて異例の政権批判を展開していることがわかった。

 この中で、西岡議長は「菅首相は、あまりに思いつきでモノを言うことが多すぎる」「経済政策の哲学のなさは、まさに目を覆うばかり」などと菅政権を酷評している。さらに、仙谷官房長官については「放言はとどまることを知らない」「問責決議を受けたのは当然」などとした上で、「それに対して平然としているのはいかがなものか」として、辞任を暗に要求した。

 最後には、「国家観、政治哲学を欠いたままでは、菅首相、仙谷長官に国を担う資格なし」と厳しく結論づけており、波紋を広げそうだ。