愛知県知事選挙と名古屋市長選挙、名古屋市議会の解散を問う住民投票が６日、行われており、投票率は前回並みに推移している。

　任期満了に伴う知事選は新人５人の激戦となり、市長の辞職に伴う市長選挙も前職と新人の計４人が争っている。また、市議会の解散の是非を問う住民投票もあわせて行われている。投票は順調に進められており、トリプル投票となった名古屋市内の投票所では、市民が次々と投票に訪れている。

　知事選では有権者の出足はやや鈍いものの、市長選では午後になってから伸びてきており、午後５時現在の投票率は知事選が３４．５５％（前回３７．２１％）、市長選は３５．４４％（前回３５．３６％）となっている。また、期日前投票も知事選では９．９８％に達し、トリプル投票の名古屋市では１０．７８％と、前回の市長選の期日前投票６．７２％を大きく上回っており、有権者の関心の高さを示している。

　投票は午後８時まで行われ、即日開票される。