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岡田氏、野党側に「会期4か月間程度延長」

2011年6月20日 23:09
岡田氏、野党側に「会期4か月間程度延長」

 民主、自民など与野党の幹事長らの会談が20日に開かれ、民主党・岡田幹事長は、今の国会の会期を4か月間程度延長したいとの考えを野党側に伝えた。

 岡田氏「(11年度第)3次補正(予算案)を視野に、10月のしかるべき時期までかかることになるかもしれない」

 自民党・石原幹事長「4か月間、菅首相の延命に手を貸すことはできない」

 会談の中で岡田氏は、22日までの国会の会期について「(東日本大)震災の本格復興に向けた第3次補正予算案も視野に、4か月間程度延長したい」との考えを示した。

 また、岡田氏は「菅首相は(11年度)第2次補正予算案、特例公債法案、再生可能エネルギー促進法案の成立に強い思いを持っている」と説明した。岡田氏の発言について、野党側は、この3つの法案が成立すれば菅首相が辞任することを示唆したものと受け止めているが、石原氏は「いったん国会を閉じるべきだ」などと大幅延長に反対した。

 結論は持ち越しとなり、与野党は21日にあらためて協議することにしている。