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大阪市長選 橋下氏リード、平松氏が追う

2011年11月21日 1:25
大阪市長選 橋下氏リード、平松氏が追う

 27日に投開票が行われる大阪府知事と大阪市長のダブル選挙について、18~20日に行われた世論調査の結果、大阪市長選では前大阪府知事・橋下徹氏(42)がリードしていることがわかった。

 18~20日、読売テレビと読売新聞社は共同で、大阪府内の有権者に対して電話調査を行った。その結果、大阪市長選では橋下氏が優位に選挙戦を進め、現職・平松邦夫氏(63)が激しく追い上げる展開になっている。

 また、同時に行われる大阪府知事選でも、「大阪維新の会」の松井一郎氏(47)がややリードし、民主・自民両党の大阪府連が支援・支持する倉田薫氏(63)がこれを追っている。共産党が推薦する梅田章二氏(61)は支持の拡大を目指す一方、政治団体代表・中村勝氏(60)、財団法人会長・マック赤坂氏(63)、元大阪府職員・岸田修氏(70)、元中学校教員・高橋正明氏(69)は伸び悩んでいる。

 ただ、市長選で2割弱、知事選で3割弱の人が誰に投票したいかを明らかにしておらず、選挙戦終盤へ向けて情勢は流動的な部分を残している。

 また、橋下氏が選挙戦の争点に掲げる「大阪都構想」について「投票の際に重視する」と答えた人は半数以下にとどまっている。