デジタル庁はマイナンバーカード取得者が利用するマイナポータル上で、他人の年金記録が閲覧できるトラブルが1件あったと発表しました。

デジタル庁によりますと、先週水曜にマイナポータルの利用者から、他人の年金記録が閲覧できるという報告があったということです。

閲覧できたのは地方職員共済組合の元組合員の年金記録で、組合側の人為的なミスにより、元組合員の年金記録と別人のマイナンバーが誤ってひもづけられたことが原因だということです。

現在確認されてるのは1件ですが、他にも年金記録の誤登録がないか、デジタル庁を中心に確認作業を行う予定です。

マイナンバーの相次ぐトラブルを受け、河野デジタル大臣は先週、「当然責任は大臣たる私にある」と述べ、今後、自身に対して何らかの処分を行う考えを示しています。