各党の党首が支持を呼びかけ 参院選公示後、初の週末
参議院選挙が公示されてから最初の週末を迎えた25日、各党の党首が全国各地で支持を呼びかけました。
自民党・岸田総裁「新型コロナ、ウクライナ、物価上昇、こうした世界的な課題を乗り越えて、日本の元気をしっかり取り戻させていただきたい。そのためには何としても政治の安定が求められます」
立憲民主党・泉代表「立憲民主党が声をあげれば、政治は間違いなく変わるんですよ。だから立憲民主党、政策をどんどん作って提案できる、そして与党と厳しく対峙(たいじ)できる、それがこの立憲民主党なんですよ」
公明党・山口代表「大事なことは賃金をあげていくことなんです。アメリカだって物価はどんどんあがっています。しかし、それに伴って賃金も上がっているから、なんとかしのいでいます。あの手この手をいかして、賃金が上がる流れを作り出していきたいと思います」
日本維新の会・馬場共同代表「節電で2000円のポイントもらっても、熱中症になってひっくりかえれば、誰が責任とるんでしょうか。今、求められているのは、節電より発電です」
共産党・志位委員長「弱肉強食の新自由主義をやってきたおかげで、日本の経済が冷たく弱い経済になってしまっている。国民に優しい経済こそ本当に強い経済になるんじゃないでしょうか」
国民民主党・玉木代表「私たちが目指す社会は簡単です。右でもありません、左でもありません。頑張れば報われる、一生懸命働けば給料が上がっていく、右ではなく左ではなく、みんなで上に行ける、そんな社会をぜひ作りたい」
れいわ新選組・山本代表「みんなが苦しんでいる時に減税すらしない。それをしなければ先々に不況がやってくるとわかっていながら、それをやらないということは、もうすでに政治とは呼ばず、それは『鬼』。参議院選挙でぜひやらせていただきたい、『れいわの鬼退治』」
社民党・福島党首「みなさん、暮らしはどうですか、生活はどうでしょうか。物価高によるインフレ状態、まず最低賃金をあげることです。最低賃金1500円、これをしっかり実現してまいります」
NHK党・立花党首「この夏の暑い中、エアコンをかけるな、節電しろなんて言ったら、何人の人が熱中症で倒れて死に至るんですか。まあね、判断できない政治」
参議院選挙は来月10日に投開票が行われます。