真部沖縄防衛局長、公の折衝業務を再開
防衛省・真部沖縄防衛局長が15日、沖縄・与世田副知事を訪ね、日米間で協議が進むアメリカ軍再編計画の見直しについて現状を説明した。
真部局長は、アメリカ軍普天間基地(沖縄・宜野湾市)の沖縄・名護市辺野古移設計画と沖縄本島中南部の基地返還とを切り離して進めるとする日米協議の内容を与世田副知事に伝えた。
宜野湾市長選挙への介入問題で、今月3日に国会に参考人招致されて以降、真部局長は地元自治体などとの公の折衝業務を控えてきたが、15日から再開した形。
真部局長は、今後も関係自治体などとの折衝を続けていきたい考えを示したが、地元からの反発は続くとみられている。