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尖閣購入めぐり、石原知事が政府の姿勢批判

2012年4月18日 9:28
尖閣購入めぐり、石原知事が政府の姿勢批判

 アメリカを訪問中の東京・石原都知事が沖縄・尖閣諸島を都の予算で買い取る手続きを進めていると発言したことを受けて、藤村官房長官は17日、必要な場合には国が買い上げることもあり得るとの考えを示した。これに対して、石原知事は現地時間17日、ワシントンで記者団に対して、「さっさとやれよ」と述べ、これまでの日本政府の姿勢を批判した。

 石原知事「さっさとやればよかった。誰かがやらないといけないのに、国がさっさとやらないから。何か文句あるか」

 また、石原知事は、今後の東京都議会への対応について「これは専決事項で私が決めたことだが、説明はします」と述べた。一方、中国政府が反発していることに対しては「中国政府の反発というが、何で日本の政府とか日本人が反発しないのか」と答えた。

 また、今回の尖閣諸島の購入発表と自らの新党構想との関係については「前から考えていたことで、全く関係ありません」と否定した。

 石原知事は19日に帰国する。