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処分決定…小沢氏らの新党に向けた動き加速

2012年7月4日 14:16
処分決定…小沢氏らの新党に向けた動き加速

 消費税増税法案に反対して民主党に離党届を出した小沢元代表らへの処分の方針が決まったことで、小沢氏らの新党に向けた動きが加速する。

 小沢氏らは4日午後、新党立ち上げに向けた準備会合を開くが、その際、小沢氏に新党の代表に就任するよう要請し、小沢氏も受諾するとみられる。新党の名前や人事などについては小沢氏に一任することにしている。また、国会内での会派については、小沢氏らは新党きづなと統一会派を組む方向で調整しており、早ければ5日にも正式に決定し、届け出る見通し。

 一方、3日に民主党が常任幹事会で決めた、小沢氏ら37人を除籍処分に、鳩山元首相を党員資格停止6か月なとどする処分方針は、4日午後の党の倫理委員会にかけられた。4日は決定を持ち越したが、最終的にはそのまま決定される見通し。

 また、自民党は4日、一体改革関連法案の採決を欠席した中川元幹事長について、6か月間の役職停止処分とすることを決めた。

 国会は、参議院で6日に一体改革の特別委員会の設置を決める本会議が開かれる見通しで、ようやく動きが見え始めている。