民主党・前原政調会長は１７日、アメリカ軍の新型輸送機「ＭＶ２２オスプレイ」の沖縄・普天間基地などへの配備計画に対する日本政府の見通しについて「甘いと言わざるを得ない」などと批判した。

　前原政調会長は「首相も官房長官も、少し沖縄・山口の民意を軽く考えすぎているのではないか。今の配備計画をそのまま押しつけて、沖縄の理解は得られるのでしょうか。その見通しについて、甘いと言わざるを得ない」と述べた上で、「日米同盟が大事だと考えるなら、アメリカと再度交渉するのが大局的な考え方だ」などと、政府に対し、アメリカ側と配備計画の見直しを再交渉するよう求めた。

　また、近くオスプレイ配備についての民主党の考え方をまとめ、政府に提案するという。