×

民・自の幹事長代行、解散めぐり激しい論戦

2012年10月5日 22:49
民・自の幹事長代行、解散めぐり激しい論戦

 民主党・安住幹事長代行と自民党・菅幹事長代行が5日、そろってBS日テレの番組「ニッポンの大疑問」に出演し、衆議院の解散時期などについて激しい論戦を繰り広げた。

 菅氏「できるだけ国会を早く開いて、国会で議論できる環境を政府・与党に求めたい」

 安住氏「来週からきちっとまず(自民党に)挨拶をして、例えば、私が菅さんとお話をさせていただくとか、色々やらないといけないのではないか」

 菅氏「どんどんどんどん、先送りされたような感じを受けたものですから、何となく失笑したという感じだ」

 また、菅氏は民主党に対して衆議院の早期解散を求めた。

 菅氏「(野田首相が)近いうちに解散と言ったのが8月8日です。『近いうちに解散』が、年を越すのはあり得ない」

 安住氏「菅さんの話はわかるが、社会保障と税の一体改革も全部、消費税もけしからんという問責に、(自民党が)自ら賛成したのは、我々から見ると、ちょっと自民党はどうなのかなと思う」

 総選挙の時期について、自民・公明両党は12月9日までに行うよう求めているが、安住氏は「それまでに、どうしても実施しなければならないということではない」と述べた。