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民主、党の再生を目指し検証作業開始

2013年1月11日 17:11
民主、党の再生を目指し検証作業開始

 民主党は11日午前、先月の総選挙で大敗した党の再生を目指しての検証作業を開始した。

 11日の会合は、「民主党再生本部」という仮の名称で開かれた。海江田代表は冒頭、「党の状況は大変厳しく、『再生』という言葉で良いのだろうか」と述べて、名称を改めることも含めて、来週、正式決定することになった。

 今後は、衆参両院議員による作業チームを立ち上げて、党所属議員や地方組織などから聞き取りを行う他、海江田代表らの地方行脚や有識者のヒアリングも行う。

 その上で、3年3か月にわたる民主党の政権運営や総選挙の敗因などを検証して、早ければ来月末にも行われる党大会までに、党再生に向けた報告を提案する方針。

 一方、生活の党も、日本未来の党から分党した後、初めての両院議員総会を開き、25日に党の結党大会を開くことを決めた。

 結党大会では、党の綱領や基本政策が決まる他、新たな役員体制が承認されることになるが、代表には、小沢一郎氏が就任する可能性も浮上している。