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アルジェリア軍が攻撃開始、日本政府に連絡

2013年1月18日 2:04
アルジェリア軍が攻撃開始、日本政府に連絡

 アルジェリアで天然ガス関連施設が襲撃された事件で、菅官房長官が17日午後10時30分過ぎ、首相官邸で記者会見を行い、アルジェリアのイギリス大使から、人質解放のためにアルジェリア軍が攻撃を開始したとの連絡があったことを公表した。日本人の安否については確認中としている。

 菅官房長官「人質解放のために、アルジェリア軍が攻撃を開始したという情報提供があった。現時点において、邦人の被害状況については、鋭意確認中です。今後、情報の状況の把握に努め、適時、適切に情報を発信をさせていただきます」

 また、タイ・バンコクにいる安倍首相は「正確な情報収集と集約に努めること、日本人の無事について確認に全力をあげることなどを指示した。安倍首相の指示を受け、官邸では17日夜、2回目の対策本部会合が行われた。

 人質の「人命第一」という方針で各国との調整に動いていた日本政府にとって、突然とも言えるタイミングの攻撃情報で、政府内にはとまどいもうかがえる。