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官房長官、首相訪露への「地ならしできた」

2013年2月22日 18:02

 日本時間21日夜に行われた森元首相とロシア・プーチン大統領の首脳会談について、菅官房長官は22日、安倍首相のロシア訪問に対して「地ならしができた」と評価した。

 ただ、菅長官は、安倍首相のロシア訪問の時期については「しかるべき時期に訪問したいということで、今、タイミングについては検討しているところだ」と述べるにとどまった。

 また、菅長官は「経済とか安全保障、あらゆる分野で日露協力を進めていくことは極めて大事だ」と述べる一方で、北方領土問題については「4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する。ここに向けて引き続き、粘り強く交渉を進めていきたい」として、従来の政府の方針に変更はないと強調した。