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組合調査 橋下市長が一転、不服申し立てへ

2013年3月26日 8:12
組合調査 橋下市長が一転、不服申し立てへ

 大阪市が組合活動について行った調査を大阪府の労働委員会が違法と認めた問題で、橋下市長は25日夜、当初の意向から一転、不服を申し立てることを明らかにした。

 大阪市が市職員の組合活動について調べたアンケートをめぐっては、大阪府の労働委員会が25日、「不当労働行為」と認定し、橋下市長は判断に従うとしていた。しかし、その後、組合側が「市長による組合への支配介入について今後も追及を続ける」としたことを受け、橋下市長は一転、全面的に争う考えを示した。

 橋下市長「市長がやっていることが全部間違いという主張でくるなら、こっちもしっかりと不服申し立てをして、争うところは争わないと。全部組合の主張が通ってしまうことにもなりかねない」

 橋下市長はすでに、不服申し立ての準備を指示したという。