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衆院定数3割削減、維新が独自改革案提出へ

2013年4月9日 21:09
衆院定数3割削減、維新が独自改革案提出へ

 日本維新の会の橋下共同代表と石原共同代表らは9日、都内で執行役員会を開き、衆議院の議員定数を3割削減する独自の選挙制度改革案を今の国会に提出する方針を決めた。

 「小選挙区240議席、比例代表96議席、これが一番わかりやすいということで、この案でまとめて国会に提出させていただこうということになりました」-日本維新の会の松井幹事長はこのように述べ、現在480の衆議院の定数を3割削減し、336議席とする選挙制度改革案を、維新の会として今国会に提出する考えを明らかにした。

 改革案では、小選挙区を50万人に1人の割合で240議席、比例代表を96議席とするとしている。また、1票の格差是正のために小選挙区のいわゆる「0増5減」を優先させるとする政府・与党の方針について、松井幹事長は「抜本改革に向けた過程として5つ減らすことは何ら拒否するものではない」と述べたが、賛否については明確にしなかった。