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潜水艦が領海入れば海上警備行動~防衛相

2013年5月14日 1:15
潜水艦が領海入れば海上警備行動~防衛相

 国籍不明の潜水艦が沖縄県久米島の接続水域内を航行したことを受け、小野寺防衛相は13日、潜水艦が領海に入った場合は、海上警備行動を発令して対処する考えを示した。

 海上警備行動は、治安維持などのために自衛隊が海上で必要な行動をとることができるもので、小野寺防衛相は、今後もし、潜水艦が領海に入った場合は、国際法にのっとって潜水艦を浮上させ、国旗掲揚を求める考えを示した。

 政府関係者によると、久米島の接続水域を航行した潜水艦は、中国軍所属のディーゼル型潜水艦の可能性が高いとみられ、12日午後11時頃から、8時間以上、接続水域内を航行したという。ただ、小野寺防衛相は、潜水艦の国籍について、「自衛隊の能力を明かすことになる」として、公表しない考えを示した。