×

飯島氏訪朝 外務省局長が米特別代表に説明

2013年5月16日 21:47
飯島氏訪朝 外務省局長が米特別代表に説明

 安倍内閣の飯島内閣官房参与が北朝鮮を訪問していることについて、外務省・杉山アジア大洋州局長は16日、アメリカの担当者に経緯などを説明した。

 杉山局長は16日、来日したアメリカ・デービース北朝鮮問題担当特別代表と外務省で会談し、飯島参与が北朝鮮を訪問した経緯や、拉致問題を進展させることが目的であることなどを説明した。

 デービース特別代表は「アメリカが拉致問題を忘れることはないし、常に日本の味方だ。私の理解では、今回の(飯島氏の)訪朝は今も続行中であり、今回の訪朝によって結果が得られたか、今後、数日待つ必要があると思う」と述べた上で、「日本政府が飯島参与の訪朝の結果についてアメリカに伝えてくれることを期待している」と強調した。