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もんじゅ点検漏れ、極めて遺憾~菅官房長官

2013年5月17日 23:21

 高速増殖炉「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長が辞任したことについて、菅官房長官は17日、辞任のきっかけとなった「もんじゅの機器の点検漏れは極めて遺憾だ」と述べた。

 菅長官は「これだけ国民の皆さんから、原子力に対してですよ、その不安の中で、しっかりと点検するというのは、ある意味で当たり前のことじゃないでしょうか。そういう中にあって、もんじゅの機器の点検漏れというのは極めて遺憾だと私は思いました」と述べた上で、「やるべきことをやっていなかったというのは極めて遺憾だ。国民の皆さんに申し訳ない」と述べた。

 さらに、「政府全体として、安全確保を一層しっかり対応していきたい。これが政府の基本的な考え方だ」と強調した。