参議院選挙の惨敗を受け、民主党は６日、関東地方の各都県連の幹事長らから意見を聞いた。出席者からは、代表選挙を実施するよう求める意見も出た。

　会議では、出席者から「党の代表選挙を実施して、今の混沌（こんとん）とした状況を打破すべきだ」との意見が出る一方、「代表選をやることでゴタゴタする。やるべきでない」という声も上がったという。

　これらの意見に対し、海江田代表は「党の再生に向けて基盤を作りたい」などと述べ、代表選の実施には否定的な考えを示した。

　民主党は今後、地方ごとに意見を聞き、２２日に全国幹事長会議を開いた上で、今月末までに参院選の総括を行う方針。