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東日本大震災、死者総数が1万8703人に

2013年9月10日 2:18
東日本大震災、死者総数が1万8703人に

 東日本大震災から2年半となる今月11日を前に、総務省消防庁は9日、全国の被害状況を発表した。死者は半年前に比べ210人増え、1万8703人となった。

 総務省消防庁が今月1日時点の被害状況をまとめたところ、大震災から2年となる今年3月11日時点に比べ、死者は210人増え、1万8703人となった。行方不明者の死亡確認が9人、残りの201人は、地震や津波で負ったケガの悪化や避難生活の負担から亡くなった、いわゆる「震災関連死」によるものだった。

 一方、宮城県では今年3月11日時点に比べ、住宅被害の「全壊」の数が2370件減り、大半が「半壊」と判定され直された。航空機など上空からでしか判定できなかった地域で実地検査が行われたことなどが原因だという。