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公務員制度改革法案の骨子 自民党が了承

2013年10月15日 22:56

 自民党は行政改革推進本部の総会を開き、政府がこの臨時国会での成立を目指す公務員制度改革法案の骨子を了承した。

 政府は、省庁の幹部人事や人事評価を一元的に管理するため、新たに内閣人事局を設置する事を目指しており、この国会で法案を成立させたい考え。

 15日に開かれた自民党の行政改革推進本部では、これまでの議論を踏まえて政府側から修正された法案の骨子が示された。官邸の人事権が強大化するのでは、との懸念に対し、内閣人事局が人事院の意見を聞くなど事前に調整する規定が盛り込まれた事などを受け、骨子は推進本部で了承された。

 政府・自民党は、公明党の了承を得た上で、速やかに法案を国会に提出したい考え。