乳成分不使用のピザも…「アレルギー対応食品」広がる 情報交換も活発
今週は日テレ「こどもウイーク」。子どもを取り巻くさまざまなテーマをとりあげます。今、食物アレルギーがある子どもでも食事が楽しめるようにする取り組みが広がっています。
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ハムチーズトーストをほおばる4歳の男の子。乳成分へのアレルギーがあり、通常、ハムやチーズは食べられません。
では、なぜこのトーストは食べられるのでしょうか?
母親
「アレルゲン(アレルギー物質)を使っていないハムと豆乳で作っている植物生まれのチーズ」
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ハムチーズトーストをほおばる4歳の男の子。乳成分へのアレルギーがあり、通常、ハムやチーズは食べられません。
では、なぜこのトーストは食べられるのでしょうか?
母親
「アレルゲン(アレルギー物質)を使っていないハムと豆乳で作っている植物生まれのチーズ」
このハムは専用の工場で作られた「食物アレルギー対応食品」。味も普通の商品と変わらないように作られているといいます。
近年、こうしたアレルギー対応食品は広がり、スーパーなど身近な場所でも買えるようになりました。当事者間での情報交換も活発になっています。
母親
「こんな商品があって、アレルギーがあっても食べられますよと」
この母親が参加する団体「LFA食物アレルギーと共に生きる会」では、アレルギーがある子どもたちの「キャンプ」などを通じて、子どもたちが食事の楽しさと食材を自分で選ぶ大切さを伝えています。
こうして得た情報から、息子が食べられると分かったのは乳成分不使用のピザでした。
母親
「子どもが“僕はピザ食べられないんだよな”みたいな悲しい思いをさせないで済むのが、親としてもうれしい」
食物アレルギーを取り巻く環境にも、徐々に変化の兆しが出ています。
(7月29日放送『news zero』より)