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内閣の経済政策、将来へのつけ回し~前原氏

2013年10月22日 0:41
内閣の経済政策、将来へのつけ回し~前原氏

 21日の衆議院予算委員会で、民主党・前原元外相は、安倍内閣の経済政策は「借金による将来へのつけ回しだ」などと批判した。

 前原元外相「事業費で20兆円。これだけ一般会計と別の予算をさらにつぎ込めば、それはある程度、景気が良くなるでしょう。借金で賄われるものもあって、また将来へのつけ回しを増やした」

 安倍首相「大胆な金融政策と財政政策をやらなかったから、15年間ずっとデフレだった。民主党政権時代の3年間もできなかったじゃないですか。ゴルフでいえば、今はバンカーに入ってしまったんですよ。バンカーから出て、グリーンに乗らなきゃいけないわけですが、グリーンの先に崖があるんじゃないかと心配してずっとパットでもって打ったって、出ないんです。バンカーから出るためには、サンドウエッジなんです」

 前原元外相「グリーンに乗るかわからない。一緒に崖に連れて行かれてはたまらない」

 安倍首相は、日銀とも連携して大規模な金融緩和策を継続していくことなどにより、デフレ脱却を目指す考えをあらためて示した。