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中曽根氏、日韓友好関係強化の重要性を強調

2013年11月15日 1:18
中曽根氏、日韓友好関係強化の重要性を強調

 中曽根元首相は14日午後、日韓協力委員会の50周年を記念する夕食会で、対話を通じて日韓の友好関係を強化することの重要性を強調した。

 中曽根氏「私どもは、国の近さゆえのあらぬ誤解や対立があっても、信義と誠実と敬意をもってこれを乗り越え、半世紀にわたる歴史を築いてまいりました」

 中曽根氏は、「対話の継続こそ日韓の基礎であり、世代を超えた両国のたゆまぬ努力が求められていた」と述べ、対話を通じて、日韓の友好関係を強めることの重要性を強調した。また、中曽根氏はこの場で日韓協力委員会の会長を退き、後任には麻生財務相が指名された。

 麻生氏は「最近の日韓の関係は、50年の歴史の中でも異例ともいえる緊張感があるが、両国の問題をひとつひとつ丁寧に解決していく義務と責任が我々に与えられている」と、日韓関係改善への決意を述べた。