麻生財務相「引き続き市場の動向を注視」
ギリシャの国民投票の結果を受けて週明け6日の東京株式市場は大きく値を下げている。
ギリシャの国民投票後、世界の主要マーケットで最初に開く東京株式市場では円高株安が進んでいる。
週明けの外国為替市場ではギリシャの先行きに対する不透明感から円相場はユーロに対して朝方一時、先週末に比べて2円以上円高に傾くなどリスクを回避する動きが強まった。これを受け、6日朝の東京株式市場も取引開始から300円以上値下がりするなどほぼ全面安の展開となった。
取引開始前に麻生財務相は「日本とギリシャの直接の経済・金融上の関係は限定的」としながらも「政府・日銀が緊密に連携して、引き続き市場の動向を注視していく」との談話を発表した。
世界の金融市場へ影響がどこまで広がるのか。このあと開かれる中国の株式市場の反応にも注目だ。