安倍首相は２２日、台風によって甚大な被害を受けたフィリピンのアキノ大統領と電話で会談し、今後も可能な限りの支援を行う考えを伝えた。

　電話会談で安倍首相は、フィリピンの台風被害に対するお見舞いと犠牲者に対するお悔やみを述べ、日本政府として可能な限りの支援を行いたいと述べた。これに対してアキノ大統領は、日本からの支援が大規模かつ迅速であったとして、感謝を表明した。

　安倍首相はまた、日本人の安否確認などに関する協力を要請し、アキノ大統領も全面的に協力すると述べた。外務省によると、被害が大きかったレイテ島などには１３３人の日本人が住んでいるが、そのうち４人とは依然として連絡が取れていないという。