北朝鮮に残された日本人の遺骨収集問題などを話しあう日本と北朝鮮の赤十字会談が来週、中国の瀋陽で再び開かれることになった。

　日朝赤十字会談は３日に北朝鮮側からの呼びかけで双方の赤十字担当者と外務省の課長級が同席し、中国の瀋陽で約１年半ぶりに開催された。この中では日本人の遺骨収集問題や遺族の墓参りについて引き続き協議を行うことが確認されており、今回、１９日と２０日の２日間の日程で再び開かれることになったもの。

　前回の会談では、外務省の課長級同士が拉致や核、ミサイル問題、それに２０１２年１１月以来、行われていない政府間協議の再開を巡り、非公式の意見交換を行った。

　今回も非公式な意見交換が行われるものとみられ、政府間協議の再開に向けた進展がみられるのかが焦点。