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首相が屋久島町訪問 避難島民と意見交換

2015年6月13日 17:55
首相が屋久島町訪問 避難島民と意見交換

 安倍首相が13日、鹿児島・屋久島町を訪問し、先月、爆発的な噴火をした鹿児島・口永良部島からの避難生活を続ける島民らと意見交換した。

 避難した島民「何とか早く島に、早く山が落ち着いて帰りたい」

 安倍首相「早く落ち着くといいんですがね」

 避難所を訪れた安倍首相に対し、島民たちは「1日も早く島に戻りたい」「島に残してきた家畜や畑が心配だ」などと口々に訴えた。

 先月の噴火後、屋久島では現在も39世帯63人の方が避難所での生活を送っている。

 安倍首相「町のきずなを大切にしたいという方々も多くいらっしゃいまして、仮設住宅の建設を加速化させてそうした方々の要望にも応えていかなければいけない」

 面会後、安倍首相は、記者団に対し「火山の観測調査などを踏まえて、準備を着実に進め、できるだけ速やかに一時帰島を実施したい」と話した。