口永良部島 台風備え住民65人が一時帰島
鹿児島県の口永良部島・新岳の爆発的噴火で全ての島民が避難して以来、最も多い65人の住民の一時帰島が7日朝から行われている。
今回の一時帰島は、家屋の台風対策が主な目的で、住民65人と屋久島町の職員など82人の合わせて147人が島に入る。住民たちは午前7時前にフェリーと漁船で屋久島の港を出て、午前9時前に口永良部島に到着した。雨戸の戸締まりを中心に、車や漁船の一部を運び出すことになっている。滞在は2時間半程度を予定していたが、午前10時頃から火山性地震が増えたため屋久島町は作業を中断し早めに島を離れることを決めた。