口永良部島 一時帰島に向け港など調査
鹿児島県口永良部島の噴火から12日で2週間。住民の一時帰島に向け、島の港にフェリーが接岸できるかなどの調査が行われた。
現地調査には、屋久島町の職員や住民の代表者などが参加した。避難生活の長期化が避けられない中、住民たちからは、自家用車を持ってきたいなど一時帰島を求める声が増えている。そのためにはフェリーが必要だが、港周辺の海底に土石流などが堆積し接岸できない恐れがあるため、12日の調査では十分な水深があるかを調べた。
町営船の船長「深さを測って岸壁の状態に異常がないか点検してきた。(フェリーの接岸は)問題ないと思います」
フェリーの接岸に支障がないことが分かり、町では今後、天候などの条件があえば希望する住民の一時帰島を実現させたいとしている。
また、12日は島の道路が使えるかどうかの調査も行われ、問題はなかったという。