一時帰島の口永良部島住民ら、屋久島に戻る
鹿児島・口永良部島の新岳で起きた噴火で、避難していた住民の代表たちが1日午前、一時的に島に帰った。
今回の一時帰島は、家や家畜が心配だといった住民の声を受けて行われたもの。島に帰ったのは、住民の代表や屋久島の消防職員など計29人。自衛隊のヘリコプターや海上保安庁の巡視船が警戒にあたる中、住民たちは午前9時半ごろから2時間半ほど島に滞在し、防火・防犯対策や家畜へのエサやりなどを行った。
住民たちを乗せた漁船3隻は、午後0時半ごろまでに屋久島の港に無事に戻ってきた。一方、避難している小・中学生13人は、1日から受け入れ先となる屋久島の学校に元気に登校した。
この後、午後3時から町長や島に行った住民の代表が会見を行う予定。