口永良部島に一時帰島 滞在は2時間半ほど
鹿児島の口永良部島(屋久島町)の新岳で起きた噴火で、一時的に島に帰ることを決めた住民の代表らが1日午前、島に到着した。
一時的に島に帰っているのは、住民の代表ら15人とサポートを行う屋久島の消防職員など12人の計27人。住民の代表らを乗せた漁船は1日午前8時半に屋久島の港を出発、約1時間後に約12キロ離れた口永良部島に向かった。
今回の一時帰島は「家や家畜が心配だ」といった住民の声を受けて行われた。滞在時間は2時間半ほどを予定していて、防火・防犯対策や家畜へのエサやりなどが行われる。その間は、自衛隊のヘリや海上保安庁の巡視船が警戒にあたっている。
住民たちは1日午後0時過ぎには口永良部島を出て、屋久島の港に到着する予定。